歯科訪問診療 勉強会
こんにちは ☀︎ 中村です!
菊谷先生による全4回訪問診療についての勉強会をおこなってまいりましたが、今月が最終回となりました。
歯科訪問診療といえば、病院に通えない方の口腔ケアをお家に出向いておこなうというイメージがあると思いますが、食事の仕方をみていくことで口腔機能が低下していないかということも確認しています。
食事をするためには、歯•舌•顎•喉の筋肉などが巧妙に動くことによって食べ物がお腹へ運ばれます。
ご高齢の方は筋肉や運動など様々な機能が低下していきます。口腔機能が低下していくと固い物が噛めない、飲み込めない、むせてしまう、気管に食べ物が入ってしまい肺炎を起こしてしまうなど命に関わることもあります。
口腔機能低下した方への治療のアプローチ方法は、医学的根拠に基づいて食事形態や内容を決めていく必要がありますが、ご本人やご家族の意見を考慮しながら選択していくことも重要です。また、口腔機能低下の予防もしっかりおこなっていくことが大切であると再認識することができました。
“ご飯を美味しく食べられる!”
“好きなものを食べられる!”
ことが長く続けられるようサポートしていきます!!!
超高齢社会における歯科医院の役割を改めて見直すきっかけとなる勉強会でした!